
※この感想記事は映画『鬼滅の刃 無限城編 第一章 猗窩座再来』の重大なネタバレを含みます!
まだ鑑賞していない方は、どうぞご注意ください。
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公開初日、朝イチの回で観てきました!
いやー、すごかったです。無限城、落下から涙までノンストップの約3時間。
アクションと感情が怒涛のように押し寄せる一作でした。
以下、覚えている限りでシーンの詳細と感想をまとめています。
順番や細かい演出の違いがあるかもしれませんが、どうかご容赦ください。
見どころ
- 無限城がマジ無限、広すぎて怖い
- 早すぎるしのぶさんの退場…【童磨戦】
- 一番スッキリして気持ちよかった【獪岳戦】
- 義勇さん、ついに本気を出す【猗窩座戦】
- 報われなさすぎるよ…【猗窩座の過去】
【冒頭】柱たち、無限城へ
最初に登場したのは…お館様が唯一、作戦を打ち明けた男――悲鳴嶼さん。
冒頭は、彼の墓参りのシーンから始まります。
これまでも何度か登場した墓地ですが、今回は改めてそのお墓の数の多さが映し出され、これまで死んでいった者たちの数が伺えます。
静かながらも迫力のある導入でした。
続いて、無限城へ落下していく鬼殺隊員たち。
柱稽古編では驚いていた面々も、さすが柱たち。落下中でも即座に状況を把握し始めます。
「甘露寺に近づくなゴミども」って、口が悪くてかっこいい伊黒さん。
無一郎君はお館様の死を悲鳴嶼さんから聞き、目に涙。彼にも人の心が戻っているんですよね。
そして主題歌が流れます。
印象は…けっこうファンキー!
落下シーンが意外と長く、「このまま落ちたら死ぬのでは…?」とちょっとソワソワしましたが、そこは鬼殺隊、しっかり各自で着地してきます。
義勇さんがさりげなく頼れる先輩ムーブをしていて、さっそく格好いい。
【バトル①】しのぶ vs 童磨
広大な迷路のような無限城の中、しのぶさんは偶然(あるいは必然)童磨のいる館へ。
光の漏れる扉を開けた先にいたのは童磨――
いや、おいらだったら絶対にそっと扉を閉めて見なかったことにしますけどね。
でも、しのぶさんは迷いなく突入。戦闘開始です。
ここでカナエ姉さんの回想も挟まれ、しのぶさんの覚悟と背景がじっくり描かれます。
那田蜘蛛山以来の本格戦闘ですが、ここでついに全型披露。蟲の呼吸、かっこいい!
いつも淡々とした口調のしのぶさん、声を荒げる。
刀捌きも華麗で、童磨からも「今まで戦った隊士の中で最も速い」と絶賛されるほど。
しかし、童磨の圧倒的な力の前に、左の肺が損傷。
致命傷を負いながらも、カナエ姉さんの言葉で立ち上がり、最後の技『百足蛇腹』を放ちます。
小柄で可愛いしのぶさんがムカデの技を繰り出す――もう、最高にしびれます。
ただ、それでも童磨には効かず…。
この戦いの中で、しのぶさんの羽織が少しずつ破れていくんですよ。蝶の羽をもがれるように…。
もう、この時点で視聴者も「これは散ってしまうんだ…」とわかってしまう。切なすぎます。
童磨の抱擁により、しのぶさんは吸収されてしまいます。
そこにカナヲが駆けつけるものの、間に合わず。
「ボキッ」という骨の音――脊髄なのか、首なのか…残酷。
体感ですが、冒頭からわずか30分ほどで、しのぶさんが退場。
原作で展開を知っていても、辛すぎる…。
しのぶさんが童磨に取り込まれていく描写、静かで残酷で、本当に胸が苦しくなりました。
それを弟子のカナヲが目の当たりにする。
しのぶさんは煉獄さんのように次の者に言葉を残すことのできる最期ではなかった。
ここでおいらの目から涙が…。
【バトル②】善逸 vs 獪岳
原作よりも内容がモリモリに感じられて、まさに映画映え!
原作では「瞬殺されたイメージ」の獪岳ですが、しっかり丁寧に雷の呼吸の型を披露。
黒い雷光がエフェクトも込みでめちゃくちゃカッコいい!
鬼になってもなお雷の呼吸を使えるというのは、やっぱり反則級のかっこよさ。
雷光が黒っていうのもまた映えるんですよね~。
善逸は、たぶん本気を出せば即終わらせられたと思うんです。
でも、それでも獪岳を許したかったのか、最後まで確かめたかったんだろうなって。
人間時代の回想シーンもふんだんにあり、獪岳のどうしようもない性格の悪さが改めて強調されます。
ほんと、救いようがないんですよねこの人。
でもそんな彼に対しても、善逸は想いを背負って『漆の型・火雷神』を放つ。
これ、原作時代から「アニメでどう描かれるのか?」と期待されていた技。
壁を螺旋状に走る雷光が、まさに“必殺技”の風格。
獪岳は倒されたけれど、善逸は重症。
あのいつもの騒がしさは封印されていて、むしろ静かな悲しみが漂っていたのが印象的でした。
ちなみに村田さんもちゃっかり登場(笑)
弐ノ型・水車、ありがとう!
【バトル③】炭治郎&義勇 vs 猗窩座
ついに来ました、無限列車編の因縁再び。
猗窩座が登場し、炭治郎&義勇とバトル開始!
炭治郎はすでに格段に成長していて、無限列車の時とは桁違いの強さに猗窩座賞賛。
義勇さんも冷静そのもの――とはいえ、上弦と初対面でこの落ち着き。さすが水柱。
最初こそ水の呼吸を使う炭治郎ですが、すぐに日の呼吸へ切り替え。
義勇さんとの水の呼吸の出し合い、もっと見たかったなあ…。
途中、鳴女の力で特設ステージみたいに会場設営。
プロレスのリングっぽい?いやスマブラのステージか?
猗窩座は「弱者が滅ぶのは自然の摂理」と語りますが、炭治郎は「違う」と即反論。
「赤子は強き者に育てられ、やがてまた弱き者を助ける。これが節理だ」――まさに炭治郎の信念。
このあたりで、『そういや猗窩座っていつからこんなに強いんだろう。猗窩座の人間時代ってどんなだったんだろう』って視聴者が疑問に思うような構造に。
そしてついに義勇さん、痣を出してしまった…!
義勇さん過去一番にキレッキレな戦闘シーン、うぉぉ!水の兄貴!最高でした。
ただ、それでも猗窩座はさらに強い…。
勝てるのか…?と思ったその時、名探偵タンジロウ爆誕。
過去の記憶を手がかりに猗窩座の攻略法を導き出します。
父の記憶、伊之助の言葉、すべてがパズルのように繋がっていく。
炭治郎が首を斬ると、猗窩座が第二形態へ。
そこからの人間時代の回想は、原作未読の人はかなり衝撃だったと思います。
「体のあの模様の意味って…!」と、知ってても胸がざわつく。
そしてあんな純愛してたなんて…この色男!(いやでも茶化せる空気ではない)
初めて知る人は、心がえぐられるんじゃないでしょうか。
拒否したいのに猗窩座は体が再生してしまいます。
しかし最期は愛する者たちがあの世から迎えにきてくれ、体が崩壊。
ここでおいら、二度目の涙が。
隣の席の人に泣いているの知られたくなくて、涙を拭く動作をせずマスクの中まで濡らす。
なんの意地だか。
【エンドロール】
恒例のエンドロール。
しのぶさんのイラストだけ逆さま。
うぅ…(涙)
【感想】
とにかく情報量と感情量が濃い。
一章だけでここまで詰め込んでくるとは…!
でも、ちょっと辛口を言うなら「戦闘中の回想が長すぎる」と感じました。
説明セリフも多めで、テンポが止まりがち。
おそらく、初見の人や久々に観る人に向けた親切設計なんでしょうけど、ファン目線だとちょっと冗長に感じる場面も…。
【原作との違い】
明確に違っていたのは、千寿郎くんが登場しなかったことくらい?
宇随さんと煉獄パパは原作通り登場しました。鱗滝さんも。
他もほぼ原作通りの展開でした。見落としあったらすみません。
【今回のMVP】
完全に個人的な視点ですが、義勇さん!
ずっとクールだった彼が、ここにきてついに本気。
痣発現、炭治郎を守りながらの戦闘シーン、格好いい。
【他にも印象に残ったのは】
そりゃ猗窩座。
あの過去、あの最期――
“鬼側の主人公”ともいえる彼の退場は、やるせなさと切なさで胸がいっぱいになりました。
猗窩座の「弱者を見ると虫唾が走る」…って台詞、彼の過去を知ると、そういうことか、ってわかる…。
あと、実弥。
ちょっとしか出てないのに、なんか圧倒的強者感。
“迷いなき復讐者”って感じで、貫禄ありましたね。黒死牟戦が怖いけど、楽しみです。
あともう一人、珠世さん。
一人で無惨を食い止めています。結構気持ちの悪いシーンでした。あんなグロテスクな空間で孤独に耐えています。もう少し耐えてくれ~…というエールを込めて。
【まとめ】
とにかく、しんどい。けど観てよかった。
無限列車編では「痛みは成長の糧」だったけど、今回は「痛みそのものが残る」。
観終わった後、心が重くなってしまうような、そんな作品でした。
続編も間違いなく観ます。
でも今はちょっと、気持ちの整理が必要です……。
今回の映画はまた後日感想を書くかもしれません。とりあえず初日の記録としてここに残します。
ではまた!